ライダースナックを買わなくては

小学6年生の時に仮面ライダーが大流行。それに便乗して「ライダースナック」というお菓子も発売され、僕たちは雀の涙の小遣いで食べたくもないライダースナックを付録の「ライダーカード」欲しさに買っていました。「当たりが出たらカードを収納する〈ライダーアルバム〉がもらえるよ!」その言葉に「ああ、アルバムとはありがたい。ライダースナックを買わなくては。当たりを当てなくては」と呪術にかかったように潜在意識に刷り込まれていきました。あれから何十年とたった今、「当り」は「ポイント」という姿に変え、今でも僕を迷わせます。しかも、人生終盤に来たところでまさか自分がポイントカードを作ることになるとは。何だかショッカーの隊員になったような。ではショッカー風にご説明します。「イー!!このカードは500円毎に1ポイントもらえるようになっているのだ。20ポイントで1000円、40ポイントで2000円の値引き、もしくは商品と交換だあ。さあ、欲しくもない雑貨を買ってポイントを貯めるのだ。そして満点になって、お店に持っていく途中でなくすがよい。それがお店のためになる。無論、再発行はナシだ。さあ、いけい!イー!!」ということです。ん、今、思いましたが、宝くじも幼いときからのくじ引きの刷り込みかも。もしかしてみずほ銀行ってショッカー?