頭良くなるかも

先日、店長(息子です)と通勤ルート途中の市立図書館に立ち寄りました。「図書・文書・映像」の3 資料部門で構成され、映像ホール(シネラ)、ミニ・シアターも併設。蔵書は約120万冊だそうな。その規模が、120万冊が他の図書館と比べて大きいのか小さいのか、それすらわかりませんが、時々、目的もなく「何か」を探しに行きます。その「何か」とは「何か面白い本があったら」のようなテキトーなもの。あったらあったで、ないならないでの道草です。
図書館を出ると二人は変に意気投合。「何かさー、図書館行ったらものすごく頭良くなった気がするよねー」「そうだねー、作家と対等な感じだもんねー」「トイレ行きたくなったよー」文豪も涙の低能な二人。そんな二人が店につくと荷物が届いてました。
あのレオナルド・ダ・ヴィンチのメモや素描を表紙にしたダ・ヴィンチノートです。説明文には「イタリア・ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが遺した直筆のメモや素描を編纂した『アトランティコ手稿』。そこに収められた5葉の柄をモチーフにしたノートができました。透けにくく書きやすい中紙。そしてカラフルな糸の「中ミシン製本」。 毎日そばに置いて使えば、思わぬアイデアがひらめくかも!?」と書いてあります。「ほお、思わぬアイデアが….」ノートの表紙を見つめる僕に「いやいやキミにはないから」と天からつぶやきが漏れそうな時、また二人は意気投合しました。「何かさー、このノート持ってたら頭良さそうな感あるよねー」。