思い出をまとう雑貨たち

お店を開いてから、自宅にあるものを色々持ち出して店内で什器として使っています。
ケトルは自宅からわりと近くの北欧家具のお店でガラクタとしてワゴンにあったもの。
形がいいですよね。
お店の方から「つなぎ目から水が漏れます。使えませんよ」と念を押されましたが、形に一目惚れ。
「大丈夫、テープ貼って使います」とおバカな返答でかわしました。いつか溶接に出して修理しょうと思っていますが
水漏れはほんの少しだけ。今はとりあえず花に水をあげるジョーロ代わりに使っています。
横にあるデキャンタとグラスはアンティークバカラで今から30年前フランスに行った時の記念の品です。
毎日あてもなくいろんな場所を彷徨いながら入ったお店で購入したもので、バカラの銘がないのでとても安く買ったのを憶えています。
自宅の使わない器の食器棚で眠っていましたが久々の登場です。そう言えばこの間、その食器棚からアンティークストレートグラスも出てきました。
買った時の思い出、使ってた頃の思い出が微かに脳裏を過ぎていきました。
昔のレコード、本、洋服...どれも自分だけの思い出をまとっていて、なつかしさと過ぎてきた時間の切なさを感じます。おお、詩人だ今日は。
そういえばグラスを買った時に別の店で狩猟用のラッパも買いました。デカイ音がします。今度、店で鳴らしてみましょう!